不動産担保ビジネスローンの審査の流れと選ぶ7つのポイントを解説!

投稿日:2025年4月23日

「審査が柔軟な不動産担保ビジネスローンを探している」
「不動産担保ビジネスローンを選ぶポイントを知りたい」

このように考えていませんか?

この記事では、主に不動産担保ビジネスローンの選び方を、プロが分かりやすくご案内します。

この記事の作成者

融資部 部長
浜崎 雷Rai Hamazaki

【資格】管理業務主任者、宅地建物取引士
お客様の大切な所有不動産の評価を最大限に、ゆとりある生活のサポートをさせていただきます。「お客様の明日のために、今日、自分は何ができるか」を考え、日々奮闘しています。

丸の内AMSの不動産担保ビジネスローン

丸の内AMSは創業20年以上の不動産担保ローンの専門会社です。

自社でも不動産事業をしており、不動産業者向けに特化した「不動産業者様向け仕入れ資金」という不動産担保ビジネスローンを提供しています。

不動産業者が必要とする次のような資金ニーズに対応しています。

  • 仕入れ(不動産の購入)
  • 転売(売却)
  • リファイナンス(既存ローンの借り換え)

選ばれる理由は次の通りです。

不動産業者様向け仕入れ資金が選ばれる6つの理由
  1. 審査当日、融資最短2日とスピーディ
  2. 赤字決算でも対応(業歴は問わない)
  3. 創業間もなくてもOK
  4. 特殊物件にも対応
  5. 不動産を高く評価
  6. 購入予定の物件も担保にできる

銀行では次のようなケースでは断られてしまいます。

  • 特殊物件(借地権、底地、再建築不可、旗竿地、狭小物件)
  • 創業間も無い会社、業績不振の会社

ですが、丸の内AMSでは審査対応しています。

丸の内AMSの不動産業者様向け仕入れ資金(不動産担保ビジネスローン)の基本条件は次の通りです。

  • 基本条件
融資金額 500万円〜5億円
貨付金利 年率3.8%~ ※実質年率15.0%以下
返済方式 元金一括・元金均等・元利均等返済
返済期間 1ヶ月〜35年

不動産担保ビジネスローンとは

不動産担保ビジネスローンは、法人や個人事業主が利用できる不動産担保ローンのことです。
 
「担保を活用して、低い金利でまとまった資金を調達したい」という法人・個人事業主向けのサービスです。

不動産担保ローンとビジネスローンとの違いは次の通りです。

  • 不動産担保ローンとビジネスローンとの違い
項目 不動産担保ローン ビジネスローン 不動産担保ビジネスローン
融資対象 個人・法人 法人・個人事業主 法人・個人事業主
資金使途 自由 事業資金 事業資金
担保 必須 無担保 必須
金利 2〜5% 5〜18% 2〜8%
融資額 数百万円〜数億円 数十万円〜1,000万円 500万円〜数億円
返済期間 1か月〜35年 1か月〜5年 1か月〜35年
事務手数料 融資額の0~6% 無料~数万円程度 融資額の0~6%
審査内容 不動産、信用情報など 事業計画、決算内容借入状況、代表者の信用情報など、 不動産、事業計画、決算内容、借入状況、代表者の信用情報など
審査期間 即日〜1ヶ月程度 即日〜1週間程度 即日〜1ヶ月程度
融資までの期間 2日~1ヶ月程度 即日~1週間程度 2日~1ヶ月程度

金融機関によって内容が異なります。

例えば、銀行の方がノンバンクよりも金利が低く、手数料が安いですが、借入までの時間がかかります。

ノンバンクはスピーディに対応してくれます。

また、同じ金融機関でも支店や担当者によっても対応が異なります。

不動産担保ビジネスローンのメリット

不動産担保ビジネスローンに対応している金融機関は次の通りです。

  • 銀行(メガバンク、地銀)
  • ノンバンク
  • 信用金庫、信用組合
  • 西部系(日本政策金融公庫など)

共通のメリットは次の通りです。

  • 数百万円〜数億円単位の高額融資を受けやすい
  • 運転資金、設備資金などの用途で申し込める
  • 自社資金が少なくても申込める
  • 長期返済ができる(最長35年)
  • 他の借入と併用しやすい

ノンバンクとその他の金融機関では、審査のスタンスに違いがあります。

ノンバンクのメリットは次の通りです。

  • 融資までの期間が短い会社が多い
  • 赤字決算でも対応している会社がある
  • 創業間もなくても対応している会社がある
  • 特殊な物件に対応している会社がある
  • 借り換えや一本化にも使える

担保評価を重視しており、銀行などの金融機関で断られたケースにも対応しています。

金融機関にスピードや柔軟さを求める方は、ノンバンクをご検討ください。

不動産担保ビジネスローンの7つのデメリット

共通のデメリットは次の通りです。

  • 資金用途が限定されている(事業資金に限る)
  • 担保物件の競売リスクがある
  • 書類提出が多く手続きが煩雑になりやすい
  • 返済能力が不十分だと審査に通らない
  • 希望額を借りられないケースがある

希望額を借りられない理由は、「掛け目」の相場があるからです。

掛け目(かけめ)とは
    不動産の評価額に対して、どれくらいの割合まで融資するかを示す指標です。

    相場は60~80%で、ノンバンクの場合は80%になったり、100%になったりすることがあります。

銀行のデメリットは、審査に時間がかかることです。

その理由は、担保物件の評価や事業の業績、代表者の信用情報について慎重に審査するためです。

不動産担保ビジネスローンを選ぶときの7つのポイント

7つのポイント
  1. 審査や融資のスピード
  2. 金利
  3. 手数料
  4. 返済方法
  5. 担保不動産の種類
  6. 保証の有無
  7. 企業の信頼性

各ポイントは金融機関によって異なります。

例えば、銀行とノンバンクの返済方法や保証、会社の信頼性の違いは次の通りです。

  • 銀行とノンバンクの違い
項目 銀行 ノンバンク
繰上返済・一括返済の可否 条件が厳しく、手数料が発生するケースが多い 柔軟に対応
保証の有無 必要なことが多い 不要なことが多い
企業の信頼性 高い 会社による

銀行は国の監査を受けており、信頼性が高い金融機関です。

そのため、次のように条件が厳しいです。

  • 保証人の年収や勤務先を審査される
  • 繰上返済や一括返済には手数料や事前申請などの制約がある

ノンバンクは柔軟に対応しています。

不動産担保ビジネスローンの融資までの流れ

借入までの流れは次の通りです。

①事前相談・仮申込
②必要書類の提出
③担保不動産の評価・現地調査
④本審査
⑤契約手続き
⑥抵当権設定の準備
⑦融資実行

必要書類や融資までの日数は金融機関ごとに異なりますので、各社にご確認ください。

銀行などの審査が厳しい金融機関では、抵当権の登記が完了した後に融資が実行されるため、時間がかかります。

地方銀行や信用金庫・信用組合、ネットバンク、ノンバンクでは抵当権の登記申請準備が整えば、登記完了前でも融資されることが多いです。

不動産担保ビジネスローンに対応している金融機関3社

それぞれご案内していきます。

丸の内AMS

赤字決算や創業間もない企業でも相談できます。

融資まで最短2営業日です。

特殊物件にも対応しています。

  • 丸の内AMSの不動産担保ビジネスローンのポイント
融資額 500万円~5億円
審査期間 即日
最短融資日数 2営業日
金利 年3.8%~(実質年率15.0%以下)
手数料 融資額の0~6.0%
特殊物件への対応 可能
審査の柔軟性 業歴が浅い・赤字決算にも対応

アサックス

赤字決算や返済条件の見直し中の法人、開業まもない個人事業主も申し込みできます。

特殊物件にも対応しています。

10億円までの高額融資に。

  • アサックスの不動産担保ビジネスローンのポイント
融資額 300万円~10億円
審査期間 即日
最短融資日数 3営業日
金利 年1.95%~7.80%(固定金利)
手数料 融資額の0~3.3%
特殊物件への対応 可能
審査の柔軟性 業歴が浅い・赤字決算にも対応

東京スター銀行

業歴が浅い企業や赤字決算の企業にも対応しています。

審査期間や融資スピード、特殊物件の対応可否については事前の確認が必要です。

  • 東京スター銀行の不動産担保ビジネスローンのポイント
融資額 100万円~3億円
審査期間 要問合
最短融資日数 要問合
金利 年6.40%~12.00%(変動金利)
手数料 融資額の2.2%
特殊物件への対応 要問合
審査の柔軟性 業歴が浅い・赤字決算にも対応

不動産担保ビジネスローンについてのまとめ

不動産担保ビジネスローンは、高額な事業資金を低金利で調達できる手段です。

銀行やノンバンクなどの金融機関ごとの違いを把握し、各金融機関の条件を確認してから、ご利用ください。

丸の内AMSへお気軽にお電話くださいませ

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