不動産担保ローンを家族に内緒で借りる3つの方法をバレる原因と合わせて解説

投稿日:2024年6月27日

「家族に内緒で不動産担保ローンを借りられるの?」
「内緒で借りた不動産担保ローンが家族にバレるのはどんな時?」

不動産担保ローンの借り入れを考えているけれど、家族に知られては困る…と躊躇していませんか?

このページでは家族に内緒で不動産担保ローンを借りられるのかどうか?や家族にバレてしまう理由について、不動産担保ローンのプロが分かりやすく解説します。

この記事の作成者

融資部 部長
浜崎 雷Rai Hamazaki

【資格】管理業務主任者、宅地建物取引士
お客様の大切な所有不動産の評価を最大限に、ゆとりある生活のサポートをさせていただきます。「お客様の明日のために、今日、自分は何ができるか」を考え、日々奮闘しています。

不動産担保ローンは家族に内緒で借りられる

ご存知かと思いますが、不動産担保ローンとは、自分が保有している土地や建物等の不動産を担保にして借り入れできる金融商品です。

不動産担保ローンを扱っている金融機関によっては、家族に内緒でローンを利用することができます

ですが、バレるリスクが全くないわけではありません。

不安な方は、家族にローンがバレてしまうケースを、あらかじめ理解しておいてください。

不動産担保ローンが家族にバレる3つの原因

家族にバレてしまう原因
  1. 金融機関から届いた郵便物を家族が見る
  2. 返済遅延で届いた督促を家族が見る
  3. 家族が抵当権の登記情報を確認する

それぞれのケースについてご案内しますね。

【原因①】金融機関から届いた郵便物を家族が見る

送られてくる可能性のある郵便物
  1. ローン契約書
  2. 返済予定表
  3. 利用明細書

不動産担保ローンを契約すると、契約書や明細書といった郵便物が送られてくることがあります。

家族よりも先に郵便物を回収できればいいのですが、万一家族に見つかってしまうとローンを組んでいることがバレてしまいます。

そのため、郵便物が来ないようなローン会社を選ぶか、郵便物の到着を管理することが重要です。


浜崎
当社では契約書等の郵送物は、ご指定の住所や最寄りの郵便局留めでの発送も承っております。

【原因②】返済遅延で届いた督促を家族が見る

期日までにローンの返済ができず滞納してしまうと、督促の電話や郵便物が届きます。

金融機関に自宅に郵便物を送らない配慮をお願いしていたとしても、督促状は自宅宛てに送られてくるので注意が必要です。

金融機関によって督促する時期や種類は異なりますが、概ね次のような流れになります。

・滞納期間と督促の種類

滞納期間 督促の種類
滞納後1週間 電話やメールによる連絡
滞納後1ヶ月 普通郵便での督促状
滞納後2ヶ月から3ヶ月以上 簡易書留、特定記録、内容証明

督促状が家族に見つかってしまうと、家族にローンの利用を知られてしまうことになりかねません。

また、滞納し続けると担保にした不動産を失うことになるので、必ず期日までに返済するようにしてください。

【原因③】家族が抵当権の登記情報を確認する

不動産担保ローンでは、契約完了時に担保にした不動産に抵当権が設定されます。

抵当権とは

債務者(お金を借りている人)が返済できなくなった場合、債権者(金融機関)が担保の不動産を売却し、お金を回収するために設定されるものです。

抵当権の内容は、不動産の登記簿謄本(登記事項証明書)に記載されます。

登記簿謄本(登記事項証明書)に記載される抵当権の内容
  1. 抵当権を設定した日付
  2. 抵当権を設定した理由
  3. 借入先
  4. 金利
  5. 借入額

登記簿謄本と登記事項証明書は管理方法に違いがあるだけで、実質同じ書類です。

登記簿謄本(登記事項証明書)は、誰でも閲覧・取得できます。

どの金融機関からいくら借りているという情報が記載されるので、家族が登記簿謄本(登記事項証明書)を確認すると、ローンを組んでいることが明らかになってしまいます。

そのような機会は滅多にないと思いますが、登記情報から借り入れがバレる可能性があることを覚えておいてください。

バレる可能性が高い方は事前に家族と相談するのがおすすめ

家族に内緒にした場合のデメリット
  1. 大きなストレスがかかる
  2. 家族の信用を失う可能性がある

内緒で利用する前に、秘密にすることで生じるデメリットについて理解しておいてください。

ストレスは次のようなことで生じます。

  • 金融機関からの郵便物に気を配る
  • 借入したことをバレないように生活する
  • 返済不能になった場合に担保不動産を手放すことになる

内緒で自分だけのためにお金を使っていれば、家族からの信用を失います。

もし担保にしている不動産が自宅で、万一返済できなくなった場合、担保になっている不動産を失ってしまいます。

そうなれば、家族の信用どころか、家族そのものをを失う可能性があります。

家族に隠し通せる自信がなく、内緒で返済を続けるのは難しいと感じられる場合は、事前に家族と相談しておくことをおすすめします。

なお、こうしたリスクを理解した上で、それでも家族に内緒で不動産担保ローンを利用したい方に、いくつかの方法をご案内します。

家族に内緒で不動産担保ローンを借りる3つの方法

家族に内緒で不動産担保ローンを借りる方法
  1. ノンバンクを利用する
  2. 無登記ローンを利用する
  3. カードローンを利用する

家族に内緒で不動産担保ローンを借りる方法は3つあります。

それぞれご案内しますね。

【方法①】ノンバンクを利用する

ノンバンクを利用するメリット
  1. 柔軟な対応が可能
  2. 審査がゆるい
  3. 融資のスピードが速い
  4. 高額な借り入れが可能

ノンバンクとは、銀行以外の「融資専門」の金融機関です。

ノンバンクの場合、家族に内緒で借りたいという要望に配慮してくれるところが多いです。

審査は会社独自の基準で行われますので、審査のハードルが低く、融資までの審査期間が短いです。

融資スピードが速いので、すぐに資金が必要という人向きです。

またノンバンクには対象地域を一都三県や関西圏などと限定している会社があります。

地域の物件情報を熟知しているため、不動産の適切な評価・査定が期待でき、銀行よりも多く借り入れることができます。

【方法②】無登記ローンを利用する

無登記ローンは、担保の不動産に抵当権設定の登記をせず、登記留保の状態で融資が行われるローンです。

通常の不動産担保ローンと異なり、登記情報が家族にバレない分、より隠し通しやすいです。

なお、登記留保とは、登記のための必要書類を金融機関が預かり登記しない状態のことです。

預かった登記書類は、借金の返済に問題が生じた場合、即登記手続きに使用されます。

【方法③】カードローンを利用する

カードローンを扱う会社の中には、一切、電話連絡や郵送物を発送しないという業者がいます。

家族にバレる可能性は低いです。

ただし、カードローンは担保や保証人が不要なため、不動産担保ローンと比べて借りられる金額が少なく金利が高いことが多いです。

郵送物の発送を配慮してくれるカードローンであっても、滞納した場合、督促状は自宅に送られてきます。

ですので、実際は不動産担保ローンとの差はありません。

まとめ:家族に内緒で借りたい方は「丸の内AMS」へご相談を

不動産担保ローンを家族に内緒で借りるには、多くの配慮と工夫が必要になります。

金融機関を選ぶ際には、専門知識と経験の豊富な会社を選ぶことが大切です。

不動産担保ローンの専門会社「丸の内AMS」では、有資格者の専門スタッフが、お客様の状況に合わせた最適なローンプランをご提案いたします。

家族に内緒で不動産担保ローンを利用したいとお考えの方は、「丸の内AMS」にお気軽にご相談ください。

丸の内AMSへお気軽にお電話くださいませ

最短2日で融資

返済期間 最長35年

連帯保証人が不要

0120-66-4155

1都3県に対応

9:00~17:30 (土日祝日除く)

「かんたん申込み」をする

丸の内AMSへお気軽にお電話くださいませ

最短2日で融資

返済期間 最長35年

連帯保証人が不要

0120-66-4155

1都3県に対応

9:00~17:30 (土日祝日除く)

「かんたん申込み」をする