審査が通りやすい不動産担保ローン会社11社と選ぶポイントを解説!

投稿日:2025年4月7日

「銀行の不動産担保ローンの審査に落ちた。銀行より甘めの会社ってある?」
「審査が緩めというか、通りやすい不動産担保ローンを探している」

このように考えていませんか?

絶対に借りられる金融機関や審査が甘くて緩い金融機関はありません

ただし、対応が柔軟な金融機関はあります。

この記事では、審査が通りやすい不動産担保ローン会社や見分け方をプロが詳しくご案内いたします。

この記事の作成者

融資部 部長
浜崎 雷Rai Hamazaki

【資格】管理業務主任者、宅地建物取引士
お客様の大切な所有不動産の評価を最大限に、ゆとりある生活のサポートをさせていただきます。「お客様の明日のために、今日、自分は何ができるか」を考え、日々奮闘しています。

対応が柔軟で審査が通りやすい不動産担保ローン11社

審査が通りやすいと言われる不動産担保ローンを選ぶポイントは次の通りです。

  • 金融機関を選ぶポイントとその例
ポイント
審査の日数 最短当日
融資の日数 最短2日
年齢制限 20歳以上で収入がある方
資金用途 自由
抵当順位 二番抵当、三番抵当でも申込可
対応物件 共有持分、底地、再建築不可などの特殊物件でも対応
営業日 24時間WEB申込対応
土日も対応
対応エリア エリアを限定している
企業の場合 赤字決済、創業間もない
保証人 不要

このページでは、11社を挙げています。

  • 不動産担保ローン会社の一覧表
業者名 金利 最短融資日数 最大返済期間 融資額 保証人 抵当順位 対応エリア 資金用途制限
丸の内AMS 3.8%~(実質年利15%以下) 2日 35年 500万~5億円 不要 不問 1都3県 なし
セゾンファンデックス 2.9~9.9%(実質年利15%以下) 1週間 25年 100万~5億円 不要 不問 全国 なし
AGビジネスサポート 2.49~8.99%(実質年利15%以下) 3日 30年 100万円~5億円 不要 不問 全国 事業資金
つばさコーポレーション 3.8~15% 即日 30年 要問合せ ※1 不問 全国 なし
アサックス 1.95~6.90%(実質年利15%以下) 3日 30年 300万~10億円 不要 不問 1都3県 なし
日宝 4.0~9.9% 即日 30年 50万~5億円 不要 不問 全国 なし
トラストホールディングス 3.45~7.45%(実質年利15%以下) 即日 30年 100万~10億円 ※1 不問 全国 なし
MIRAIアセットファイナンス 4.0~9.5%(実質年利15%以下) 2日 20年 30万~5億円 ※1 不問 1都3県 なし
マテリアライズ 4.8~9.8% (実質年利15.0%以下) 2日 20年 100万~3億円 ※1 不問 全国 なし
アクトウィル 8.0~15.0%(実質年利15%以下) 即日 1年 ~5000万 不要 不明 全国 ※2
JFC 5.86~15.0%(実質年利15%以下) 3日 10年 300万~5億円 ※1 不問 全国 なし

※1 必要な場合がある
※2 転売用不動産、競売物件の入札資金

それぞれご案内していきます。

①丸の内AMS

丸の内AMSは一都三県(東京・神奈川・千葉・埼玉)の不動産を取り扱うノンバンクです。

年齢は20歳以上~で、使い道は自由、二番抵当(住宅ローン中)でも申込可です。

共有持分をはじめとした特殊物件でも、その価値を最大限に評価してもらえます。

不動産業者の次のケースにも対応しています。

  • 赤字決済
  • 創業間もない
  • 決済日が近い
  • 掛け目無での融資が必要
  • 銀行で急に断られた案件
  • プロジェクト融資
  • つなぎ融資
  • 丸の内AMSのポイント
融資額 500万円~5億円
最短融資日数 2日
年利 3.8~15.0%(実質年利15.0%以下)
抵当順位 不問
保証人 不要

②セゾンファンデックス

セゾンファンデックスは全国の不動産に対応しています。

抵当権が設定済みの不動産や親族所有の不動産でも申込可です。

  • セゾンファンデックスのポイント
融資額 100万円~5億円
最短融資日数 1週間
年利 2.9~9.90(実質年利15.0%以下)
抵当順位 不問
保証人 不要

③AGビジネスサポート

AGビジネスサポートは年間6000件以上の融資を行うノンバンクです。

対象は法人・個人事業主のみです。

調査料・保証料が無料です。

  • AGビジネスサポートのポイント
融資額 100万円~5億円
最短融資日数 3日
年利 2.49~8.90(実質年利15.0%以下)
抵当順位 不問
保証人 不要

④つばさコーポレーション

つばさコーポレーションは不動産担保ローン専門のノンバンクです。

最低金利のローンを利用するには、一定の条件を満たければいけませんが、その条件は非公開です。

個人、法人のどちらも借入できます。

  • つばさコーポレーションのポイント
融資額 要問合せ
最短融資日数 即日
年利 3.8~15.0%(実質年利15.0%以下)
抵当順位 不問
保証人 必要な場合がある

⑤アサックス

アサックスは東証に上場している不動産担保ローン専門のノンバンクです。

最大融資額が10億円と高額です。

  • アサックスのポイント
融資額 300万円~10億円
最短融資日数 3日
年利 1.95~6.90%(実質年利15.0%以下)
抵当順位 不問
保証人 不要

⑥日宝

日宝は創業49年のノンバンクです。

共有持分や底地を担保にしたローンにも対応しています。

  • 日宝のポイント
融資額 50万円~5億円
最短融資日数 即日
金利 4.0~9.9%
抵当順位 不問
保証人 不要

⑦トラストホールディングス

トラストホールディングスはスピーディな融資を行うノンバンクです。

万一返済が滞った場合も、改めてプランニングしてもらえます。

  • トラストホールディングスのポイント
融資額 100万円~5億円
最短融資日数 即日
金利 3.45~7.45%(実質年利15%以下)
抵当順位 不問
保証人 必要な場合がある

⑧MIRAIアセットファイナンス

MIRAIアセットファイナンスは土日でも相談ができます。

緊急の資金調達に対応しています。

  • MIRAIアセットファイナンスのポイント
融資額 30万~5億円
最短融資日数 2日
金利 4.0~9.5%(実質年利15.0%以下)
抵当順位 不問
保証人 必要な場合がある

⑨マテリアライズ

マテリアライズはノンバンクの不動産担保ローン会社です。

融資の審査では信用情報より担保物件の価値を重視しています。

自社で不動産事業も展開しています。

  • マテリアライズのポイント
融資額 100万~3億円
最短審査速度 2日
金利 4.8~9.8%(実質年利15.0%以下)
抵当順位 不問
保証人 必要な場合がある

⑩アクトウィル

アクトウィルは中小企業のサポートを専門にしているノンバンクです。

他の会社と違い、資金用途に制限があります。

  • アクトウィルのポイント
融資額 ~5,000万円
最短審査速度 即日
金利 8.0~15.0%
抵当順位 不明
保証人 不要

⑪JFC

ジェイ・エフ・シーは平成5年創業のノンバンクです。

訪問相談に対応しています。

  • JFCのポイント
融資額 300万~5億円
最短融資日数 3日
金利 5.86~15.0%(実質年利15.0%以下)
抵当順位 不問
保証人 必要な場合がある

ゆるいわけじゃない!審査が通りやすい不動産担保ローン会社の見分け方

金融機関で行われる審査は、ゆるいわけではありません

しっかりと審査をして、リスクを判断し、金利や融資額を決めています。

銀行よりもノンバンクの方が、審査の面では対応力があります。

ですが、貸し倒れするリスクが高い場合には、審査が通ることはありません。

次の3つの見分け方で、審査に通りやすい会社を見つけてください。

3つの見分け方
  1. 金利が高め
  2. 審査がスピーディ
  3. 赤字でも対応可

順番にご案内いたします。

【見分け方①】金利が高め

理由は、金利を高くすることで貸し倒れリスクをカバーしているからです。

例えば、100人に融資をしたうちの1人の返済が滞っても、残りの99人分の利息で損失をカバーできます。

リスクを防ぐために、高めの金利(リスクプレミアム)を設定しています。

【見分け方②】審査がスピーディ

理由は、独自の審査基準を設けているからです。

例えば、銀行では返済能力と担保不動産の審査を慎重に行います。

法人や個人事業主の場合、銀行の審査に加えて、信用保証協会による審査があります。

ほとんどのノンバンクの場合、個人の返済能力も審査しますが、担保不動産を重視しています。

信用保証協会の審査はしません。

その分、早く融資してもらえます。

信用保証協会とは

信用保証協会は、企業が借りた融資を返済できなくなった場合に代わりに返済する公的な機関のことことです。

全国に51の信用保証協会があり、各都道府県に事業所があります。

参考)一般社団法人 全国信用保証協会連合会

【見分け方③】赤字でも対応可

理由は、不動産の価値を重視しているからです。

赤字決済でも対応している金融機関は、財務状況や過去の業績よりも、不動産やプロジェクトの価値を重視しています。

決算内容や過去の業績も重視する銀行よりも審査が通りやすいです。

不動産担保ローンの4つのメリット

不動産担保ローンとは、不動産を担保に入れて融資を受けるローンのことです。

不動産担保ローンには次のメリットがあります。

4つのメリット
  1. 低金利で借入できる
  2. 高額借入ができる
  3. 自由に資金を使える
  4. 長期借入が出来る

金利や借入額、資金の使途、返済期間を事業者向けのビジネスローンとカードローンと比較しました。

  • ビジネスローンカードローンとの比較
種類 不動産担保ローン ビジネスローン(無担保) カードローン(無担保)
金利 2.5%~15% 5.0~18.0% 4.0%~18.0%
最大融資額 5億円 1000万円 1000万円
資金用途 自由 事業資金の調達 自由
最大返済期間 30年 5年 借入額により異なる

不動産担保ローンは低い金利で多額の資金を借入できます。

不動産担保ローンの5つデメリット

順番にご案内いたします。

【デメリット①】返済不能になると不動産を失うリスクがある

返済が滞ると金融機関は抵当権を実行して不動産を競売にかけます。

その結果、不動産を失ってしまいます。

【デメリット②】手数料がかかる

不動産担保ローンを利用するためには、次のような手数料が発生します。

  • 手数料の内訳
種類 金額
事務手数料 融資額の2~5%
印紙税 1000万円超5000万円以下 20,000円
5000万円超1億円以下60,000円
登記費用 抵当権 課税標準額×0.4%
司法書士報酬 20,000~70,000円
火災保険料 1,000万円の不動産で10万円(10年契約)
不動産調査料 金融機関により異なる

参考)日本司法書士会連合会

【デメリット③】年齢制限がある

不動産担保ローンには年齢制限が設けられています。

例えば、申込時20歳、完済時に75歳~80歳未満といったことです。

【デメリット④】担保にならない不動産がある

担保にならない可能性がある物件
  1. 共有持分
  2. 底地
  3. 狭小
  4. 再建築不可物件
  5. 過疎地や災害の多い地域の物件
  6. 市街化調整区域内の物件
  7. 農地

このような物件は担保にする不動産の価値が著しく低いため、融資が受けられないケースがあります。

金融機関によっては対応している会社があります。


浜崎
丸の内AMSでは、上記の物件でも融資実績は多数ございます。

【デメリット⑤】繰上返済に手数料が発生することがある

  • 繰上返済の手数料の例
金融機関 手数料
セゾンファンデックス 返金元済の3.0%
アサックス 返金元済の0~3.0%

手数料は金融機関ごとに異なります。

金融機関によっては、手数料が無料の会社がありますので、借入する際にご確認ください。

不動産担保ローンの申込の流れと審査に通るためのポイント

まずは申込の流れをご案内いたします。

申込の流れ

流れ
  1. 申込
  2. 書類の提出
  3. 査定
  4. 審査
  5. 契約
  6. 担保設定
  7. 融資開始

必要書類について、より詳しくは「不動産担保ローンの必要書類とは?」をご覧になってください。

ノンバンクでは、最短当日に審査が完了し、最短2日で借入できる会社があります。

銀行の場合は審査は数日~数週間で、借入までに1ヶ月以上かかることがあります。

審査通過の4つのポイント

4つのポイント
  1. 書類を不備なく準備する
  2. 対象エリアの不動産担保ローン業者を選択する
  3. 審査にかかわる情報は正直に伝える
  4. 事業計画を丁寧に作成する(企業の場合)

対象エリアの不動産担保ローン業者を選択する理由は、不動産が担保と見なされなかったり、担保価値が低く見積もられたりすることがあるからです。

エリアを限定している業者なら、不動産の価値を適切に評価してもらえることが多いです。

事業計画を丁寧に作成する理由は、金融機関は資金の回収が確実にできるかどうかを事業計画書で判断するからです。

審査が通りやすい不動産担保ローンについてのQ&A

よくある質問とその回答をご案内します。

二番抵当でも借入できますか?

ノンバンクなら、対応している会社があります。

二番抵当とは既に抵当権が設定されている不動産へ、2番目に設定される抵当権のことです。

二番抵当について、より詳しくは「二番抵当でも不動産担保ローンは借りられる?」をご覧になってください。

他のローンが残っていても借入できますか?

ノンバンクなら、対応している会社があります。

ただしノンバンクでも、不動産の価格よりもローンの残高が下回っている場合に限られます。

例えば、不動産の価値が5,000万円で住宅ローンの残債が1,700万円の場合です。

不動産の価値が5,000万円で住宅ローンの残債が5,300万円の場合は、不動産を担保にできません。

絶対に借入できる不動産担保ローンはありますか?

ゆるい不動産担保ローンが無いように、絶対借りられる不動産担保ローンもありません。

そんなことをすれば金融機関が倒産してしまうからです。

金融機関は慎重に審査をし、リスクを見極めています。

より詳しくは「絶対借りられる不動産担保ローンはある!?」をご覧になってください。

まとめ:ゆるい不動産担保ローンはないが対応力の高い金融機関はある

ご案内したように、各金融機関の審査は緩くありません。

ですが、ノンバンクは対応力が高く、銀行に比べると不動産担保ローンの審査が通りやすいです。

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